今それをする理由
すべてのことには、
後でも先でもなく
「今」でなければならない
タイミングがある
「それ」でなければならない
理由がある。
と10年ほど前、習っていた
デンマーク人のお茶の先生に
教わったことがある。
お茶であれば、
選ぶ花、生け方、花器、
選ぶ道具、お茶の種類、お菓子…
お客様のことを思いながら。
かの千利休は、弟子から
茶とは何かと聴かれ、
以下を話されたそうです。
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茶は服(ふく)のよきように、
炭(すみ)は湯の沸(わ)くように、
夏は涼(すず)しく冬は暖(あたた)かに、
花は野にあるように、
刻限は早めに、
降(ふ)らずとも雨の用意、
相客(あいきゃく)に心せよ。
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「そのようなことなら私も知っています」と言った弟子に、利休は
「これが全てできたら、
私はあなたの弟子になりましょう」
と言ったそうです。
私の目指すところです。
本質に、大切なことに目を向ける。
Why do you do it?
先生の声がよく頭に響きます。
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